【パリ福井聡】国際医療支援団体「世界の医療団」(本部・パリ)の日本人女性とオランダ人男性と見られる医療スタッフ2人がエチオピア東部で誘拐された事件で、エチオピアの首都アディスアベバの外交筋は25日、「2人は日本人女医とオランダ人男性看護師」と述べた。AFP通信が報じた。
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同外交筋は「2人は22日、干ばつ被害が深刻化している(ソマリアとの国境地帯の)ファディガラドル村を訪れ、誘拐された」と述べた。関係者によると、2人はその後、国境を越えソマリア中部のグラエル地方に連れ去られたことが確認されている。
<エチオピア誘拐>被害者は「日本人女医」 外交筋明かす
“低カリウムのホウレンソウ”秋田県立大が栽培成功 腎臓病透析患者に朗報
■含有量4分の1程度
秋田県立大学生物資源科学部の小川敦史助教らは、腎臓病透析患者向けに低カリウムホウレンソウの栽培に成功した。生育には影響を及ぼさずに、カリウム含有量を通常の3分の1から4分の1程度に抑えることができた。今後さまざまな野菜への応用を進める。
腎臓病透析患者は、体内のカリウムをよく排出することができないために、カリウムの摂取制限を行わないと不整脈による心不全を起こす可能性がある。そのため、腎臓病透析患者は1日のカリウム摂取量を1500ミリグラム程度に制限されている。多くのカリウムが含まれているホウレンソウを摂取する際には、水にさらしたりゆでたりしてカリウムを除去する必要があった。
しかし、ゆでると、ビタミンなど他の栄養分が流出してしまうなどの問題点もあり、低カリウム野菜の栽培が求められていた。実用化できれば、患者が生野菜を食べられるようになる。
研究グループでは、栽培開始から4週目と5週目にカリウムを与えずに栽培したところ、収穫時のカリウム含有量が激減した。
カリウムは植物生育に必要な物質だが、この栽培法では生育阻害は起きなかった。
一方で低カリウムホウレンソウは、腎臓病患者にとって摂取制限のあるナトリウムが従来よりも1・3倍ほど多く含まれるが、塩分制限によりナトリウム摂取量は抑えることができることから、「ナトリウムが増えても栽培技術は有用だ」(小川助教)としている。
腎臓病透析患者数は全国に約27万人が存在し、毎年1万人ずつ増加していることから、今後も高いニーズが見込まれる。植物工場内で水耕栽培を行っている企業などに売り込みをはかるほか、家庭用水耕栽培キットの開発を行う予定だ。
