不発弾 登校中の小6見つけ、小学校へ運ぶ 沖縄・南風原

 沖縄県南風原(はえばる)町で小学6年男児が沖縄戦で使われたとみられる不発弾を見つけ、小学校まで運んでいたことが29日、明らかになった。事故はなかったが、町は「不発弾を見つけたら触らずに警察に通報を」と呼びかけている。
 町によると、21日午前8時ごろ、町立翔南小学校の6年男児2人が登校中、学校裏門から約150メートルほど離れた資材置き場で、石ころに覆われていた不発弾を見つけた。2人は学校まで運び、花壇に置いて教諭に伝えたという。
 陸上自衛隊第1混成団(1混団)が調べたところ、米国製90ミリ砲弾(直径9センチ、長さ約30センチ)で信管はついていなかった。強い衝撃を加えるなどしない限り爆発する可能性は低いとして陸自が回収した。
 資材置き場を使っていた土砂販売業者は町に対し「不発弾があるとは知らなかった」と話しているという。
 町では23日にも、国道沿いの街路樹の根元に90ミリ砲弾が放置されているのが見つかった。与那原署は不発弾2発について関係者から詳しい経緯を聴く。【三森輝久】