北の3段式発射体を確認、改良型テポドン2か…米衛星写真

 【ワシントン=宮崎健雄】米商業衛星企業「デジタルグローブ」は29日、北朝鮮・舞水端里(ムスダンリ)のミサイル発射施設をとらえた最新の衛星写真を公表した。
 撮影は現地時間29日午前11時ごろで、3段式の発射体が発射台上に設置された状況がくっきりと写っている。発射準備に向けた動きが伝えられてから、公開された写真でミサイル本体が確認されたのは初めて。
 写真を分析した米軍事研究機関「グローバル・セキュリティー」のティム・ブラウン上級研究員は、「明らかに3段式の発射体とみられる」と指摘。作業用の橋も巻き上げられ、発射準備が進んでいるという。
 同研究員は、衛星を搭載しているかどうかは写真だけでは判断できないとしているが、ミサイルとロケットの技術はほぼ同じで、改良型テポドン2とみられる。

浅田真央、連覇なるか? 2009世界フィギュアの観戦ポイント

 3月24日(火)(日本時間では25日)から、米ロサンゼルスでフィギュアスケートの世界選手権が開催された。会場は、WBCで沸いたドジャー・スタジアムから3km程しか離れていないステープルズ・センター。WBCと同じくらい熱い戦いが、氷上で繰り広げられている。
【詳細画像または表】
 日本からは、男子シングルに織田信成(世界選手権最高位は06年の4位。21歳だが、大会期間中の25日に22歳に)、小塚崇彦(同、08年の8位。20歳)、無良崇人(初出場。18歳)が、女子シングルに浅田真央(同、08年の優勝。18歳)、村主章枝(同、06年の2位。28歳)、安藤美姫(同、07年の優勝。21歳)、アイスダンスのキャシー・リード&クリス・リードの姉弟カップル(同、08年の16位。21歳と19歳)が出場する。
 ご存知の方も多いだろうが、「韓国のヨナ・キム選手が、四大陸選手権などの演技直前の6分練習で日本選手に進路を妨害されたとコメントした」「それに対して、日本スケート連盟が、韓国スケート連盟とヨナ・キム選手に、事実関係を調査依頼した」とのニュースが飛び交っている。ヨナ・キム選手が韓国のテレビ番組で本当にそうコメントしたのかどうか分からないのだが、少し大ごとになってしまっている感がある。
 演技直前の6分練習では、どの選手も自分のことで精一杯。ジャンプやスピンの最終確認に集中している。そのため視界が狭くなって、遠くからトップスピードで近づいてくるほかの選手に気づかないことも多々あるもの。現に、3カ月前の全日本選手権のフリー6分練習では、村主と安藤が激突している。しかし2人ともそのまま練習を続け、見事世界選手権出場の機会を手にしたのだ。
 ヨナ・キム選手も日本の選手たちも皆、一生懸命まっすぐにスケートに打ち込んでいる。その姿はきっと、今回の世界選手権を見れば、世界中の人たちに伝わるだろう。
浅田、ヨナの一騎打ち
 さて、女子シングルの見どころは、やはり浅田真央とヨナ・キムとの一騎打ちの様相の中、そこに安藤美姫、ジョアニー・ロシェット(カナダ)、カロリーナ・コストナー(イタリア)がどう戦うのか、というところだろう。この5人のうちロシェット以外の4人は、ショートプログラムから3回転+3回転を入れ、ほかを引き離していくだろう。
 浅田真央のショートプログラムは「月の光」。やさしい光を注ぐ月光のような優美な演技を見せる。フリー「仮面舞踏会」ではうって変わって、3拍子の強い音楽に負けないパワフルなジャンプやステップが楽しみだ。もちろん、「跳ぶ」と決めたら絶対に逃げないトリプルアクセル(3回転半)の出来も気になるところ。
 ヨナ・キムは、ショートの「死の舞踏」では威嚇する鳥のように攻め続ける姿を、自分で好きな部分をピックアップして編集したフリー「シェフェラザード」では妖艶な魅力を全面に出す。
安藤は4回転サルコウへの期待
 12月のグランプリ・ファイナルでは4回転サルコウに挑んだ(回転不足とされたが)安藤美姫の、3カ月ぶりの試合での演技も楽しみだ。ショート「(映画『SAYURI』より)チェアマンズ・ワルツ」は力強く、グランプリ・ファイナルから新プログラムに変えたフリー「交響曲第3番オルガン」(サン=サーンス)は、音楽自体を表現する、伸びやかな演技を見せてくれるだろう。
 2月のヨーロッパ選手権では、フリーのスピンで小さなミスをしてしまったために2位に甘んじたコストナーは、3回転+3回転やスピーディなスパイラル、そして驚くほどかわいらしいコスチュームに注目したい。
 バンクーバー五輪プレシーズンの今年、カナダのロシェットも飛躍を見せている。今シーズンは11月のグランプリシリーズフランス大会と2月の四大陸選手権で、浅田真央を上回っている。体力的に辛くなるフリーの後半に何度もジャンプを跳ぶ度に、会場が沸き返っていくだろう。
3シーズンぶりに世界に挑む村主
 3シーズンぶりに世界選手権出場に戻ってくるのが、村主章枝だ。ここ数シーズン、ジャンプが決まらなかったこともありなかなか成績が伸びなかったが、今シーズン、コーチをニコライ・モロゾフに変えてからジャンプを取り戻した。12月の全日本選手権では、ショート5位。しかしあきらめずに立ち向かった村主は、フリーで1位、総合2位となり、世界選手権出場を果たした。今大会の女子シングル選手中、一番年齢が高い。ティーンが席巻する女子シングルで、年齢を重ねてからも十分戦えることを見せてほしい。
 今シーズンの男子シングルは、昨シーズンとは随分と違った面々がトップに来るだろう。昨年の世界選手権優勝のジェフリー・バトル(カナダ)と5位のステファン・ランビエール(スイス)が引退、3位のジョニー・ウィアー(米国)が全米選手権でミスを重ねて世界選手権に出場できず、4位の高橋大輔は故障で離脱。その分、ぐんぐんと成長してきた若手のパトリック・チャン(カナダ)や小塚崇彦、昨シーズン出場できなかったエヴァン・ライサチェク(米国)や織田信成、グランプリ・ファイナル優勝のジェレミー・アボットらが上位に食い込んでくるだろう。
 優勝候補筆頭は、昨年2位のブライアン・ジュベール(フランス)だろう。日本時間26日朝に行われたショート「Rise」ではスケーティングの楽しさを披露。1位になった。フリー「マトリックスほか」ではパワフルな4回転はもちろん、力強い男子シングルらしい演技が見どころだ。
日本男子で期待の小塚
 ジュベールとは全く違うテイストを持つのが、パトリック・チャンだ。18歳とは思えないほど卓越したスケーティングテクニックは、普段フィギュアスケートを見ていない方々にも鮮烈に映るだろう。ショートの切なげなタンゴも魅力的だが、フリーの「ピアノ協奏曲第2番」など(ラフマニノフ)では、相乗していく音楽とスケートに、ぐいぐい引き込まれてしまう。ショートでは3位につけている。
 その2人を追いかけるのが、小塚崇彦だ。今シーズン最初の試合、グランプリ・シリーズのアメリカ大会で優勝してから、いや昨年の世界選手権での「なんとしても3枠を取って帰らなくちゃ」の思いが結実した演技から、彼は階段を3段も4段も一気に駆け上ったようだ。ショートは5位。フリー「ロミオ(ニーノ・ロータの「ロミオとジュリエット」だが、プログラム内ではロミオに徹するとの意味から)」では、まだ試合でクリーンに着氷していない4回転も含めて、まっすぐ一生懸命に戦っていくはず。フリーの終盤、音楽の盛り上がりとともに再トライするトリプルアクセルや、片腕を上げながら氷上に小さな円を描くインサイドのイーグルは必見だ。
織田は4回転が課題
 2シーズンぶりの世界選手権となる織田信成にとっても、頑張りどころだ。ショートは浅田真央と同じ「仮面舞踏会」だが、着氷で壁に激突するミスがあり7位と出遅れてしまった。フリーはダイナミックな「ワルソー・コンチェルト」。四大陸選手権では惜しくも4位だったが、高橋が離脱している今、全日本チャンピオンとして、課題である4回転を含めて今シーズンの集大成の演技を見たい。
 もう一人、昨シーズン出場できなかったのが、エヴァン・ライサチェクだ。世界選手権に出発する数日前に怪我をして欠場を決めてから1年。地元ロサンゼルスで、まだまだ持っていない世界選手権の金や銀のメダルを目指している。本当に長い手足と、それらを駆使した振付が見ものだ。ショートでは2位につけている。
 また、ライサチェクの代わりに昨シーズンの世界選手権に出場したジェレミー・アボットも、今シーズン、実績を残している。昨シーズンまでは4回転を入れていたためにジャンプミスが多発していたが、今シーズン、4回転を封印してから一気にプログラムの評価が高まった。キス&クライでの大はしゃぎぶりも楽しい選手。
無良のトリプルアクセルは要注目
 また、初出場となる無良崇人は、トリプルアクセルが自他共に認める武器。全日本選手権フリーでは、もともと2回予定していたトリプルアクセルのどちらも失敗。すると後半にもう1回トリプルアクセルを踏み切り、セカンドジャンプも付けて見事着氷した男気を披露している。ショートでは13位につけている。
 ペアでは、日本代表としての出場ではないのだが、ロシアに国籍を変えた川口悠子が、アレクサンドル・スミルノフとのペアで表彰台を目指した。2年連続ロシアチャンピオンの2人は、今シーズンもフリーではスロー4回転サルコウに挑戦。転倒はしたものの3位となった。
アイスダンスで期待のリード
 アイスダンスでは、日本からは、キャシー・リード&クリス・リードが出場する。父親は米国人、母親が日本人の2人は、身長も高く手足も長く、リンク上でとても映える。四大陸選手権にはエントリーしていたが、試合前の練習中に、クリスが長らく痛めている右膝の違和感から棄権。その悔やしさを世界選手権にぶつけたい。
 アイスダンスの優勝候補筆頭のフランスのカップルが、女性選手の故障で欠場するため、誰が1位になっても初優勝という状況。表彰台候補は、女性の柔軟性が魅力のヨーロッパチャンピオン、ヤナ・ホフロワ&セルゲイ・ノヴィツキー(ロシア)や、斬新なフリーが魅力のテッサ・ヴァーチュー&スコット・モイヤ(カナダ)、ピエロの衣装のフリー「月光」が美しいフェデリカ・ファイエラ&マッシモ・スカリ(イタリア)、四大陸選手権チャンピオンのメリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト(米国)、男性の膝の故障に悩まされているオクサナ・ドムニナ&マキシム・シャバリン(ロシア)らと、力が均衡しており、非常に見応えがある。
本大会の結果で来年のバンクーバー五輪出場枠が決まる
 この世界選手権の順位によって、来年のバンクーバー五輪と世界選手権の各国出場枠が決まる。そのプレッシャーも、選手たちにはかかることになる。
 日本の場合、男女とも来シーズン再び「3」枠を手にするには、3人のうちの上位2人の順位の合計が13位以内である必要がある。(例えば、3位と10位なら来シーズンも3枠)。14以上になった場合は「2」枠に減ることになる。

28年沖縄応援の教諭に感謝状 春夏の甲子園で

 故郷・沖縄の高校野球代表校を、28年にわたって甲子園で応援してきた兵庫県尼崎市立尼崎高の音楽教諭羽地靖隆さん(60)が3月末で定年を迎えるのを前に、沖縄県教育委員会が24日、羽地さんに感謝状を贈った。
 羽地さんは沖縄県宮古島市の伊良部島出身。尼崎市立中の音楽教諭になって10年目の年に、尼崎市の沖縄県人会から甲子園での応援を頼まれて以来、春、夏とも吹奏楽部員を率いてきた。
 「甲子園には100回以上通ったさ」と目尻を下げる。一番の思い出は、沖縄尚学高が春の選抜で初優勝した1999年。「ハイサイおじさん」など応援歌に沖縄民謡を取り入れ、アルプススタンドに響かせた。
 「あと何年でも応援は続ける」と羽地さん。26日は、28年前に最初に応援した興南高の勝利を願ってタクトを振る。
(共同通信社)

ブサカワイイ「わさお」に新居プレゼント、誘客に貢献と

 インターネット上で「不細工でかわいい」と評判になり、各地から訪れる人が後を絶たない青森県鰺ヶ沢町の人気者・秋田犬「わさお」に24日、町観光協会から新居と食費がプレゼントされた。
 新居の“わさおハウス”は、全国に「鰺ヶ沢」の名前を広め、冬場の誘客に大きな役割を果たしたわさおの功績に対し、町内有志が廃材などを利用して自作。体長約1メートル、体重40キロ・グラムのわさおがゆったりできる大きさだ。
 同協会は昨年12月から、わさおをデザインしたTシャツも作り、これまで約600着を販売。この売り上げの一部3万円を食費として、飼い主で焼きイカ店を営む菊谷節子さん(66)に手渡した。
 贈呈式で同協会の杉澤廉晴会長は「わさおには感謝したい。わさおを見習って、私たちも頑張りたい」とあいさつ。わさおに代わって、菊谷さんが「町のために少しでも役立てばうれしい」と答えた。

ツアー解約してもマイルは返して!…JAL子会社を提訴へ

 日本航空(JAL)のマイレージ制度で獲得したポイントを使って予約したツアーを解約した際、ポイントが返還されないのは、消費者契約法に反するとして、神戸市のNPO法人「ひょうご消費者ネット」が近く、JAL子会社「ジャルツアーズ」(東京)に契約条項の見直しを求めて消費者団体訴訟を神戸地裁に起こす。
 同様のポイント制度は様々な業種で導入され、商品割引などの特典があるが、同ネットは「現金と同じように使えるポイントは“おまけ”とは言えず、企業側に有利に運用するのは問題だ」と訴えている。
 マイレージ制度は、会員の搭乗距離などに応じて「マイル」と呼ばれるポイントがたまり、航空券やツアーなどのクーポンと交換できるサービスで、機内販売品の購入にも使える。
 標準旅行業約款では、国内旅行を出発前に解約した場合のキャンセル料を「代金の5割以内」と規定している。しかし、マイレージ制度では、クーポンやマイルが一切返還されない。同ネットは、ジャルツアーズの旅行を解約した会員から相談を受け、同社に見直しを求めたが、「利用条件はJALが決めた」と応じず、会員に代わって提訴することにした。
 同ネットは「旅行以外の買い物もできる。キャンセル料も現金と同じ扱いにすべきだ」と主張。一方、JALは「キャンセル時にクーポンを返還しないことは、クーポンの発行時に同意を得ており、問題はない」としている。
 国民生活センター(東京)によると、マイレージ制度に関して、「航空券の行き先を変更したら現金が必要になった」「マイルでの予約に制限があり、希望の便が取れなかった」などの相談が寄せられているという。

金総書記の写真公開、激やせぶりに改めて健康不安説も

 【ソウル=浅野好春】北朝鮮の朝鮮中央通信は19日付で、金正日総書記(67)が平壌市内の金日成総合大学に新築された「水泳館(屋内プール)」を視察する写真を公開した。
 ごく最近の写真に間違いないとみられるが、これまでのものに比べて総書記の「激やせぶり」がはっきり分かり、健康不安が改めて注目されそうだ。
 金総書記のやせ方が顕著なのは腹部。脳卒中で倒れたとされる2008年8月中旬より前に人民軍部隊を視察した時点では、膨らんでいた。09年1月訪朝した中国共産党の王家瑞・対外連絡部長と会談した際にも、腹部がやせたのは分かったが、近影ではさらにやせて、やつれたようにさえ見える。
 また、ラヂオプレス(RP)によると、朝鮮中央テレビは20日夕、金総書記の水泳館視察写真35枚を放映。うち26枚は総書記を写したもので、マヒ説の出ていた左手で、顔から外したサングラスをぶら下げている写真も2枚確認された。
(2009年3月21日11時09分 読売新聞)

シーラカンスの腹をCT検査 30個の卵見えた!

 「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスの腹の中に、直径約7センチの卵が30-40個詰まった様子が分かる鮮明な画像を、岡田典弘東京工業大教授らが19日までにコンピューター断層撮影(CT)でとらえた。世界初という。
 アフリカ・タンザニア沖の深海で捕獲され、冷凍状態で東工大に寄贈された3匹を、GE横河メディカルシステム(東京)で撮影した。3匹のうち2匹は卵を抱えた雌で、いずれも体長170センチ、重さ70キロ程度。卵は、内臓を圧迫するほど腹の中いっぱいにあった。
 シーラカンスは魚類から両生類に進化する過程の存在とされ、雌の胎内で卵をかえし、稚魚を体長約30センチまで育ててから生むとされるが、詳細は分かっていない。
 岡田教授は「卵の大きさがそろっている様子などがはっきり分かり、驚いた。詳細に調べて発生の謎に迫りたい」と話している。
(共同通信社)

真央ちゃん 晴れて“女子高生”卒業!

 フィギュアスケートの世界選手権(24日から米ロサンゼルス)で連覇を目指す浅田真央(18)が、15日に出席した愛知・中京大中京高の卒業式の写真を公開した。浅田はマネジメント会社を通じ「無事卒業することができました。先生方にはアイスリンクでの出張授業などを行っていただいて、凄く感謝しています」と談話を発表。中京大進学へ向け「大学に行っても、今までと変わらない気持ちで、精いっぱい頑張りたいと思います」とコメントした。

千葉知事選、選挙サンデー 与野党、総選挙への「試金石」

 混戦模様の千葉県知事選は15日、告示後初の選挙サンデーを迎えた。国政に敏感な“千葉都民”と呼ばれる都市部の無党派層が鍵を握るだけに、麻生政権の低迷や西松建設の巨額献金事件の間で、各陣営の思惑も揺れる。与野党は次期総選挙への「試金石」と位置付け、神経をとがらせた。
 告示までは、自民党県議らの集会で組織票固めを進めてきた俳優の森田健作氏(59)。だが選挙戦ではたすきに赤字で「無所属」を強調、県議らは裏方に徹する。 自民、民主、公明の3党は当初、昨秋に与野党対決となる総選挙を終えれば白石真澄関西大教授(50)に相乗りできると踏んだ。しかし思惑は外れ「声を掛けられた時とは国政の状況が変わった」と白石氏。15日は支援を続ける自民党県議らと個人演説会に臨んだ。
 西松事件の影響を懸念する声がある中、民主党の鳩山由紀夫幹事長は15日、推薦する第三セクター前社長吉田平氏(49)の2度目の応援。陣営は「小沢一郎代表にも応援要請している」と党を前面に出し、出遅れと知名度不足を組織力でカバーする考えだ。
 共産党推薦の八田英之氏(64)は15日、志位和夫委員長とともに街頭演説。自民党を離党した西尾憲一元県議(58)は都市部を中心に遊説を重ね、支持拡大を訴えた。
(共同通信社)

ツアー解約してもマイルは返して!…JAL子会社を提訴へ

 日本航空(JAL)のマイレージ制度で獲得したポイントを使って予約したツアーを解約した際、ポイントが返還されないのは、消費者契約法に反するとして、神戸市のNPO法人「ひょうご消費者ネット」が近く、JAL子会社「ジャルツアーズ」(東京)に契約条項の見直しを求めて消費者団体訴訟を神戸地裁に起こす。
 同様のポイント制度は様々な業種で導入され、商品割引などの特典があるが、同ネットは「現金と同じように使えるポイントは“おまけ”とは言えず、企業側に有利に運用するのは問題だ」と訴えている。
 マイレージ制度は、会員の搭乗距離などに応じて「マイル」と呼ばれるポイントがたまり、航空券やツアーなどのクーポンと交換できるサービスで、機内販売品の購入にも使える。
 標準旅行業約款では、国内旅行を出発前に解約した場合のキャンセル料を「代金の5割以内」と規定している。しかし、マイレージ制度では、クーポンやマイルが一切返還されない。同ネットは、ジャルツアーズの旅行を解約した会員から相談を受け、同社に見直しを求めたが、「利用条件はJALが決めた」と応じず、会員に代わって提訴することにした。
 同ネットは「旅行以外の買い物もできる。キャンセル料も現金と同じ扱いにすべきだ」と主張。一方、JALは「キャンセル時にクーポンを返還しないことは、クーポンの発行時に同意を得ており、問題はない」としている。
 国民生活センター(東京)によると、マイレージ制度に関して、「航空券の行き先を変更したら現金が必要になった」「マイルでの予約に制限があり、希望の便が取れなかった」などの相談が寄せられているという。